当社は、昭和49年9月モガミ電線協力工場として、分社致しました。プロ用オーディオ及びスタジオ向け録音ケーブルの製造においては、世界でも有数の位置におり、難しいといわれている複合ケーブルも1mから製造しており高品質と短納期で時代のニーズに応えています。また、平成14年9月新築した世界でも類のないITの最先端を行く、モガミ電線新社屋（工場内）に当工場を移転し、世界第1位のケーブルメーカーを目指し技術力の向上・企業発展に努力しております。 　ハイテク産業の進歩に伴い、ノイズの問題が大きくなってきて、シールド効果による影響が大きくなってきています。 　シールド（Shield）は、他の回路からの電気的干渉を防ぐための導電層で回路的には、静電容量による結合を防止するための静電遮蔽が殆どです。 　シールドには、編組シールド（braided shield）、横巻シールド（spiral shield）、テープシールド（tape shield）、導電性プラスチックシールド（conductive plastic shield）、金属チューブシールド（metal tube shield）の種類があり、いずれを使用するかは、特性、柔軟性、電流容量、実現可能性等から決定します。（モガミ電線（株）電子機器用ワイヤーケーブル概論より） 　当社においては、「撚線」「編組・横巻・テープ」シールドの製造をしており、特に横巻シールドの極細、極太シールドの製作においては、一級の技術力を誇っています。編組においては、古いタイプの機械から高速編組機に、そして、今ではITをプラスした高速編組機に切り替わり、短納期、高品質にお応えしています。